WBC優勝インタビュー
やったついに我が国のチームが優勝した。
何年ぶりの優勝だ?
とにかくすごい。
TVにかぶりついて応援していた私は少し疲れて昼寝した。
TVがつけっぱなしか、遠くで聞き慣れたTVCMの声がする。
少し眠い目をこすりながら体を起こすと、さきほどのLIVE中継の
続きか、メダルを首からかけた優勝メンバーが、監督やコーチ含めて
50人くらいか喜びの声を伝えるためにインタビューに応じてる。
ちょうどこれから始まるようだ。私はボリュームを上げた。
・司会「それでは質問のある方は挙手をお願いします。また皆さん、試合後で
疲れているため質問者は5人までとさせていただきます。予めご了承ください」
・記者A「今回、大会MVPをとった大山選手!
の通訳の方に質問です。」
・大山の通訳「はい。なんでも聞いてください」
そしてとりとめのない質問と回答があった。
2人目以降、最後の5人目まですべて大山選手の通訳への質問だった。
しかも今日は何を食べたとか、昨日は眠れたかとか、、優勝について
触れることなく、インタビューの時間は終了し、通訳だけが質問に答えて
実際に活躍したMVPの大山選手を始め、優勝メンバーへの質問は誰もせず
その時間は終わり、優勝メンバーは退場し会場を後にした。
まあ、こんな日もあるさ。