描く理由

AIでもそのうち人々が称賛する絵を描けるようになるだろう。私が練習してうまくなってもそこに見分けがつかないかもしれません。ただ似たような絵でも人であればそこに付加価値をつけてAIとの差別化を図れると思っています。

例えばその絵にまつわる思い出や、あるいは想いなど。これはどんなにAIが発達したとしても無いものでしょう。いや、SFの世界のように人と同じような生活を送るようになれば、そこには思い出や想いというものが生まれ、今で言うアイドリに対する”推し”の概念のように推しの支持者が爆発的に増えることもあるかもしれませんが。。

またそれは今流行りの音楽のように誰が歌っているか、より何を歌っているか、その歌手より、作品に対してかもしれません。

例えば記号のようになってるアーティスト名、そちらは曲の後付で知り、ファンになっていくかもしれませんが、昔と違い曲が先行し続けるのではと想います。

どういうことかと言うと極端な話、A-（えーまいな）という歌手がいたとします。曲が良ければA-で聴衆にとっては十分なのです（短く、覚えやすい名前というのもあるかもしれません）見た目などよほどおかしくなければ前衛的、近未来的な方がいいのかもしれません。仮面をしたり、Vチューバーだったり、人は謎があると惹かれますといいますしねｗ。また今後のテクノロジーで言われているメタバースとか、その世界の中でのMFTはもちろん、音楽でも曲のDLと課金が当たり前のようになる世界がすぐ目の前に来てると想います。

現実の閉鎖感のある国から逃避するように国民がなだれ込む可能性もありますね。そうならないよう現実がもう少しましな世になるよう祈りつつ、それでもたくましく、時にやりすごしながら生きていくのだろうと想います。